Google 解析ツールの活用

  1. Webサイトの解析
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今回は数あるGoogleツールの中の3つのGoogleの解析ツールについて自分なりにまとめた。

Google タグマネージャー(GTM)

Google タグマネージャーとは

Googleが無料で提供する誰でも使用可能のツール。
様々なタグを一元管理(タグマネージメント)できるのが大きな特徴。

Googleタグマネージャーのタグをページに設置し、管理画面にGoogleアナリティクスやGoogle広告などのタグを登録すると、HTMLの変更を行わずとも、管理画面内でタグの変更や更新などが可能
Googleタグマネージャーを使えば、HTMLの変更が必要ないため自分でタグの設置ができる。

Google タグマネージャーを導入するメリット

このツールを導入する4つのメリット

  1. バージョンが管理できる
  2. タグの設置が容易になる
  3. 公開前にプレビューができる
  4. タグ管理が容易になる

タグマネージャーについての詳しい情報はこちらから↓

Googleタグマネージャーを使用した感想

今回は自分の2つのサイト(本サイトを含む)にタグマネージャーを導入し使用した。


私にとっては導入するところから手間取ってしまい少し難しい印象。

特に最初に導入を試みたサイトは既にアナリティクスを導入していたため、タグマネージャーによるアナリティクスのタグの導入の試みができなかった。

そのため本サイトにタグマネージャーを導入し、タグの設定をGoogleアナリティクスのUA(ユニバーサルアナリティクス)にしてアナリティクスにタグを導入した。結果、アナリティクスに本サイトが反映されており導入できたと思う。

初めはGoogle AnalyticsのバージョンのGA4とUAの違いがわからず、トラッキングコードの取得に迷ってしまった。
調べていくうちにGA4が2020年にリリースされた新しいバージョンだそうだ。
とりあえずUAのプロフィールを作成しタグを導入することができた。
今後Webディレクターとしてこの辺りも把握しておく必要がありそうだ。

Google Analytics GA4とUAについてはここから↓

タグを導入してみて一つ疑問に思ったのが、本サイトのページソースにGoogle Analyticsタグがないことだ。
タグマネージャーを導入したことにより、直接HTMLにAnalyticsのタグを導入しないのが
タグマネージャーの特徴と捉えていいのだろうか。
調べてもわかりやすく記述してある参考サイトなどがないため、確信までは至っていない。(2022.1.18現在)

もう一つ解決していない問題がある。
導入後のプレビューと公開がまだよくわからない。
参考サイトによるとタグの設定が完了した後は、タグの後悔をしていくようだがプレビューモードがうまく作動していないと思う。
プレビューをクリックすると、「プレビューモード」が始まるようだが、実際に別タブで開いたのは、「Tag Assistant」のページで全て英語のページだった。
調べてみたがよくわからず、完全な導入には至っていない。
Googleタグマネージャーを開いているブラウザ上でページにアクセスしたが、プレビューモードにはなっていなかった。

プレビューをクリックすると、自分のサイトが出てきてTag Assistantが働いている状態になった
このページに限ってはよくわかっていない,,,,

何が原因かわからないが、まだ正確にタグマネージャーが導入されていないということなのだろうか。

とにかくタグの導入まではできたが、今のところ複数のサイトもなく尚且つ複数のタグを導入する予定もないので、
今のところはそれぞれ単体でAnalyticsを導入してもいいのかなと思った。

今後複数のサイトの解析などを行う際には、タグマネージャーを使用してタグの管理などを行なっていきたいと思う。

参考、引用サイト
GTM(Googleタグマネージャー)とは?基礎知識と導入・初期設定
Googleタグマネージャ完全ガイド【導入メリットから使い方まで丁寧に】
【GA4とUAを両方導入しよう】2021年版!初心者でもできるGoogleアナリティクスの導入方法

Google Search Console

Googleサーチコンソール(Google Search Console)とは、Googleが提供しているインターネット検索の分析ツール。
Google検索キーワードの表示回数・順位の推移や、サイトが抱えている問題点などを確認でき、サイトの改善が可能である。

Google サーチコンソールでできること

サーチコンソールでできることは大きく分けて4つ

  • 検索キーワードの状況がわかる
  • ページの問題点がわかる
  • セキュリティ、手動ペナルティの問題確認ができる
  • どんなサイトからリンクされているかがわかる

詳しくはここから↓
Googleサーチコンソールでできること

Google アナリティクスとの違い

Googleアナリティクスでは、サイトに検索エンジンからの訪問 したユーザーの検索キーワードはほとんどが(not provided)と表示されて把握できない。
Google Search Consoleを利用すると統計的なデータとして 検索キーワードの情報が確認できるようになる。

GoogleサーチコンソールGoogleアナリティクス
・具体的な検索キーワード
・Google検索でのクリック数・クリック率・
 平均掲載順位・表示回数
・他サイトからのリンク状況
・検索上でサイトが抱えている問題点
・サイトへの流入(検索以外も含む)
・セッション・PV等アクセスデータ
・CVデータ
・サイト内のユーザー行動
サーチコンソールとアナリティクスのそれぞれのできること

詳しくはここから↓
Googleアナリティクスとの違い

Googleサーチコンソールの使い方

サーチコンソールは以下のステップに沿ってマスターしていく。

  1. Googleサーチコンソールに登録する
  2. 検索パフォーマンスを確認する
  3. 「URL検索」を使ってみる
  4. 「インデックス登録をリクエスト」を行う
  5. 「セキュリティと手動による対策」を確認する

詳しくはここから↓
Googleサーチコンソールの設定と使い方の基本

Googleサーチコンソールを使ってみた

正直Googleタグマネージャーに比べると、登録から設定までかなりわかりやすく使いやすかった。

今までと同様自分のサイトを登録し、検索パフォーマンスの確認やURL検索を行なってみた。

自分のサイトの検索パフォーマンス結果

まだまだ小さなサイトであり、SEO対策も全く行なっていないサイトのため、結果はひどいものだが
きちんと反映されていることがわかる。

検索のキーワードの結果

自分のサイトにたどり着くまでに、どのような検索をしているのかがひと目でわかるのですごくわかりやすい。

インデックス登録をリクエストしてみた

URL検索を行った結果、当然登録されていない結果になったため、インデックス登録のリクエストを行なった。

ガバレッジ機能ではクロールされるほど検索されていないと思うので、まだエラーページはなかった。

サイトマップは「sitemap.xml」を登録し正常に処理された。

まだ使い切るにはサイト自体を改良していき、多くのユーザーに検索してもらう必要があると感じた。
アナリティクスとサーチコンソールを組み合わせてうまく使いこなして、SEO対策を練って実行していこうと思う。

Googleデータポータル

GoogleデータポータルとはGoogleが提供する無料のツールで、様々なデータをリアルタイムに反映させたレポートを作成することができる。

様々なデータソースと簡単に接続することができ、そのデータを様々な形でビジュアライズすることができる。

クラウドサービスであるためURLで権限付与されたメンバー間で共有することができ、共同編集することも可能。

Googleデータポータルでできること

データポータルの機能は以下の3つに分けられる。

  • データの可視化
  • 複数データの連携
  • リアルタイムレポートの確認

詳しくはここから↓
Googleデータポータルでできること(機能)

Googleデータポータルのメリット・デメリット

Googleデータポータルを利用するメリット

  • 無料
  • データの連携が簡単
  • レポート作成の工数削減
  • テンプレートが豊富

Googleデータポータルを利用するデメリット

  • 設定にコツが必要
  • デザインの詳細自由度が低い

それぞれ詳しくはここから↓
Googleデータポータルのメリット・デメリット

Googleデータポータルの使い方

データポータルは以下の手順で使用する。

  1. Googleアカウントでログイン
  2. 作成ボタンを押す
  3. データの接続
  4. データの可視化
  5. レポートの共有

詳しくはここから↓
Googleデータポータルの使い方

Googleデータポータルを使ってみた

今回はデータポータルを使って、自分のサイトのアナリティクスと
サーチコンソールのレポートを作成してみた。

初めは上記サイトを参考に作成を試みたが、データソースの追加や
表示したいデータのグラフの追加の方法などがよくわからなかった。

google analyticsのレポートを作成しようとしているがそれっぽくまとまらない、、、
search consoleもデータが少ないのかまとまらない

調べていくうちに、とりあえず困った時はテンプレートを使用すると、
うまくまとまるらしのでデフォルトのテンプレートを使って作成してみた。

テンプレートのデータソースを自分のAnalyticsやSearch Consoleに変更するためには
埋め込みデータソースを再利用可能なデータソースに変換する必要がある。
変換した後テンプレートから作成すると以下のように作成できた。

形にはなったし載せたいグラフも作成できたが、デフォルトのテンプレートは
英語表記である上にどうやら日本語に変更する設定もないようだ。

今後テンプレートを使用してレポートを作成する場合は、
日本語対応のテンプレートを外部サイトなどからダウンロードをして
使用してみようと思った。

デメリットにもあったように、設定が複雑でコツが必要のようなので繰り返し使用して
慣れていきたいと思う。

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